税理士サンタ🎅です。
本日は、【為替や物価、金利などとの関係性】について、お話しいたします。
『今後、為替はどのように推移すると思いますか?』などのご質問をよくいただくのですが、
金利や為替、物価や景気などとの一般的な関係性について、まとめたいと思います。
【為替と金利】の関係性について
- 為替が円安→輸入品価格が上がる→資金需要が増加→金利は上昇
- 為替が円高→輸入品価格が下がる→資金需要が減少→金利は下落
今は円安なので、金利は上がる方向に働いています。
【物価と金利】の関係性について
- 物価が上昇→資金需要が増加→金利は上昇
- 物価が下落→資金需要が減少→金利は下落
物価高の場合は、金利は上がる方向に働きます。
【景気と金利】の関係性について
- 景気が拡張→資金需要が増す→金利は上昇
- 景気が縮小→資金需要は減少→金利は下落
今は、景気が良いとは判断できない方が多いのではないでしょうか。
【景気と為替】の関係性について
- 景気が拡大→円を買ってドルを売る→円の価値が上昇→円高
- 景気が縮小→円を売ってドルを買う→円の価値が下落→円安
今は円安なので、日本の景気は縮小傾向にあるのですね。
【国内金利と為替】の関係性について
- 国内金利が上昇→円を買ってドルを売る→円の価値が上昇→円高
- 国内金利が下落→円を売ってドルを買う→円の価値が下落→円安
国内金利は、海外金利より圧倒的に低いですよね。だから円安。
【物価と為替】の関係性について
- 物価が上昇→貨幣価値は下落→円を売ってドルを買う→円安
- 物価が下落→貨幣価値は上昇→円を買ってドルを売る→円高
日本の物価は上がっているので、円安に陥っています。
では、本日はこれまで。ほんまおおきに
By.税理士サンタ🎅
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