税理士サンタ🎅です。
本日は、【孫悟空が亀仙人からキント雲をもらった際の税金の取り扱いは?】について、お話しいたします。
筋斗雲(キント雲)とは?
ドラゴンボールの孫悟空が、第3話(亀仙人のキント雲)で、亀仙人から筋斗雲(キント雲)をもらいました。
筋斗雲(キント雲)とは、鳥山明先生の大人気漫画、ドラゴンボールで登場する、雲でできた乗り物で、乗り回している孫悟空の姿が時折描写されています。
孫悟空が、『キント〜ン!!』と叫ぶと、どこからともなく飛んできて、孫悟空の前でピタッと止まり、孫悟空が筋斗雲(キント雲)に飛び乗ると、行き先も伝えていないにも関わらず、目的地まで猛スピードで飛んで連れて行ってくれます。
こんなに便利な乗り物の値段は、果たしていくらぐらいするのでしょうか?また、筋斗雲(キント雲)をもらった時には、税務上の取り扱いはどのようになっているのでしょうか。
筋斗雲(キント雲)はそもそもいくらで売っているのか?
そもそも、筋斗雲(キント雲)が売っているなら、販売価格はいくらなのでしょうか?
筋斗雲(キント雲)と比較すべきはプライベートジェット機だと思いますが、参考としてチャーター費用から見てみると、
- 東京 ⇔ ニューヨークの往復のチャーター料金は、6,000万円〜
- 東京 ⇔ 下地島(宮古島)の往復のチャーター料金は、700万円〜
のようです。驚きの値段ですね☆
参考『ANAのホームページより』
https://www.anabj.co.jp/service/plan/
では、プライベートジェット機の販売価格ですが、なかなかインターネット検索ではヒットしませんでしたが、格安でも、10億円はするものと思われます。
筋斗雲(キント雲)には乗ることができない人もいるので、筋斗雲(キント雲)を乗りこなせる人は限定されてはいますが、筋斗雲(キント雲)には、
- 駐車料金はいらない(呼べば空から飛んでくるから)
- 燃料費もいらない(燃料費の補給をしているところを見たことがない)
- メンテナンスもいらない(たまによしよしする程度)
- 呼べばすぐにくる(空港まで足を運ぶ必要がない)
ので、乗ることさえできれば、まさに夢のような乗り物です。
では、筋斗雲(キント雲)は10億円で購入することができる前提で、税金の話に進みたいと思います。
贈与税が課税されます。
孫悟空が亀仙人からキント雲をもらうと、贈与税が課税されます。
まずは、税務上の贈与について確認します。
- 個人Aから
- 贈与により財産を取得した個人Bに対して、
- その財産の取得の時における時価を課税価格として
贈与税が課されます。
今回のテーマに当てはめると、
- 亀仙人から
- 贈与により筋斗雲(キント雲)を取得した孫悟空に対して、
- 筋斗雲(キント雲)の取得時における時価を課税価格として
贈与税が課税されます。
筋斗雲(キント雲)の時価が10億円なら、以下の表に当てはめて計算します。
<一般贈与財産用>(一般税率)
(10億円ー基礎控除額110万円)×55%ー400万円=545,395,000円
という、巨額な贈与税が課税されます。。
この巨額な贈与税を納税するために、ドラゴンボールを集めないといけませんね。
では、本日はこれまで。ほんまおおきに
By.税理士サンタ🎅
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