税理士サンタの節税ブログ

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【327】孫悟空が亀仙人からキントウンをもらった際の税金の取り扱いは?

税理士サンタ🎅です。

本日は、【孫悟空が亀仙人からキント雲をもらった際の税金の取り扱いは?】について、お話しいたします。


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筋斗雲(キント雲)とは?

ドラゴンボールの孫悟空が、第3話(亀仙人のキント雲)で、亀仙人から筋斗雲(キント雲)をもらいました。

 

筋斗雲(キント雲)とは、鳥山明先生の大人気漫画、ドラゴンボールで登場する、雲でできた乗り物で、乗り回している孫悟空の姿が時折描写されています。

 

孫悟空が、『キント〜ン!!』と叫ぶと、どこからともなく飛んできて、孫悟空の前でピタッと止まり、孫悟空が筋斗雲(キント雲)に飛び乗ると、行き先も伝えていないにも関わらず、目的地まで猛スピードで飛んで連れて行ってくれます。

 

こんなに便利な乗り物の値段は、果たしていくらぐらいするのでしょうか?また、筋斗雲(キント雲)をもらった時には、税務上の取り扱いはどのようになっているのでしょうか。

筋斗雲(キント雲)はそもそもいくらで売っているのか?

そもそも、筋斗雲(キント雲)が売っているなら、販売価格はいくらなのでしょうか?

筋斗雲(キント雲)と比較すべきはプライベートジェット機だと思いますが、参考としてチャーター費用から見てみると、

  • 東京 ⇔ ニューヨークの往復のチャーター料金は、6,000万円〜
  • 東京 ⇔ 下地島(宮古島)の往復のチャーター料金は、700万円〜

のようです。驚きの値段ですね☆

参考『ANAのホームページより』

https://www.anabj.co.jp/service/plan/

 

では、プライベートジェット機の販売価格ですが、なかなかインターネット検索ではヒットしませんでしたが、格安でも、10億円はするものと思われます。

 

筋斗雲(キント雲)には乗ることができない人もいるので、筋斗雲(キント雲)を乗りこなせる人は限定されてはいますが、筋斗雲(キント雲)には、

  • 駐車料金はいらない(呼べば空から飛んでくるから)
  • 燃料費もいらない(燃料費の補給をしているところを見たことがない)
  • メンテナンスもいらない(たまによしよしする程度)
  • 呼べばすぐにくる(空港まで足を運ぶ必要がない)

ので、乗ることさえできれば、まさに夢のような乗り物です。

では、筋斗雲(キント雲)は10億円で購入することができる前提で、税金の話に進みたいと思います。

贈与税が課税されます。

孫悟空が亀仙人からキント雲をもらうと、贈与税が課税されます。

まずは、税務上の贈与について確認します。

  1. 個人Aから
  2. 贈与により財産を取得した個人Bに対して、
  3. その財産の取得の時における時価を課税価格として

贈与税が課されます。

今回のテーマに当てはめると、

  1. 亀仙人から
  2. 贈与により筋斗雲(キント雲)を取得した孫悟空に対して、
  3. 筋斗雲(キント雲)の取得時における時価を課税価格として

贈与税が課税されます。

 

筋斗雲(キント雲)の時価が10億円なら、以下の表に当てはめて計算します。

<一般贈与財産用>(一般税率)

(10億円ー基礎控除額110万円)×55%ー400万円=545,395,000円

という、巨額な贈与税が課税されます。。

この巨額な贈与税を納税するために、ドラゴンボールを集めないといけませんね。

 

では、本日はこれまで。ほんまおおきに

By.税理士サンタ🎅

 

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