税理士サンタの節税ブログ

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M&Aが活発化している理由

【節税税理士・公認会計士】です。
本日は、【M&Aが活発化している理由】についてお話しいたします。

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節税税理士の目次
M&Aが活発化している理由】

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M&A(合併と買収)とは

M&A(エムアンドエー)は、Mergers(合併) and Acquisitions(買収)の略で、異なる会社が合併したり、一方の企業が他方を買収することを指します。

M&Aのメリット

1. 成長の機会拡大M&Aは新たな市場に進出し、顧客基盤を拡大する機会を提供します。企業は競争力を高め、新たな売上機会を見つけることができます。新たな成長機会を開拓する手段として利用されます。

2. 規模の経済が働く: 合併や買収により、生産性の向上やコストの削減が可能になり、経済規模の利益を享受できます(規模の経済が働きます)。

3. 技術と知識の取得: M&Aを通じて、新しい技術や専門知識を獲得できます。これにより、競合他社よりも革新的な製品やサービスを提供できる可能性が高まり、競争力を強化できます。

M&Aのデメリット

1. 統合の困難さ

異なる企業文化やプロセス、システムを統合することは難しく、結果として従業員の不安や混乱を引き起こす可能性があります。

2. 財務リスク

M&Aの規模が大きい場合は、融資に依存することで財務リスクが増し、財政的な負担が増加する可能性があります。

3. 従業員の不安

M&Aに伴う組織変更やリストラクチャリングは、従業員の不安やモラルの低下を招くことがあります。従業員の継続的なサポートが必要です。

4. 戦略の不一致

企業の戦略や文化が一致しない場合、統合が困難になり、予期せぬ課題が生じることがあります。

5. 競争政策と規制

M&Aは競争政策や規制に関する問題を引き起こすことがあり、承認プロセスが長引く場合があります。

 

これらのメリットデメリットは、

企業がM&Aを検討する際に検討すべき重要な要因です。

成功するためには、適切な戦略、リーダーシップ、およびリスク管理が必要です。

M&Aが活発化している理由

M&Aが昨今活発化している理由は、経済状況に影響されている要因がいくつか存在します。以下に、経済状況を踏まえたM&A活発化の主な理由を説明いたします。

1. 低金利
未だに低金利政策が広がっており、資金調達コストが低いため、企業はM&Aを通じて成長戦略を実行しやすくなっています。低金利は、買収資金を安価に入手できることを意味します。

2. 市場競争
一部の業界では過剰競争が続いており、企業は市場での存在感を強化し、競争を生き抜くためにM&Aを活用しています。市場でのシェア拡大が必要な場合、買収は効果的な手段です。

3. 技術とデジタル化
テクノロジーとデジタル分野での急速な進化に伴い、企業は競争力を維持するために技術的な能力を強化しようとしています。技術企業やデジタルプラットフォームの買収が増加しています。

4. グローバル展開
グローバル市場への進出や国際的なプレゼンスの強化が求められており、M&Aは国境を越えて事業を拡大するための手段として利用されています。

5. 新たな成長機会の発見
COVID-19パンデミックにより、一部の産業が変革され、新たな成長機会が浮上しました。企業はこれらの機会を追求し、M&Aを通じて新たな市場に参入しています。

6. 資産評価の変動
一部の産業では、資産の評価が変動しており、企業は他の企業を割安で買収する機会を見逃さないようにしています。

7. 資本市場の好調
- 資本市場が好調で、株価や企業価値が高水準を維持しているため、企業は自社の評価を活かし、他社を買収しやすくなっています。

◆皆様のM&Aをお手伝いいたします。

上記のような理由により、M&Aは、過去にないほど活発化しています。

  • 売り案件は決まりやすく、
  • 買い案件は、規模が大きくないと決まりにくいです。(数億円以上)

そのため、

  • 売り案件と、
  • 規模の大きな買い案件

について、お考えの経営者の方々は、ご一報ください。あなた様のM&Aのお手伝いをいたします。

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