補助金もすくなくなってきている今、医療機関で求められる売上増加のための施策とは??
【節税税理士・公認会計士】です。
【医療法人の売上を伸ばすたった6つの方法とは?】について、お話しいたします。
節税税理士の目次
【医療法人の売上を伸ばすたった6つの方法とは?】
- ◆まずはじめに
- ◆1、次回予約を取ってください。
- ◆2、診察台に横になってください。
- ◆3、Googleのコメントを見てください。
- ◆4、メニュー表を作ってください。
- ◆5、月に1回は、院内を裸足で歩いてくだい。
- ◆6、会計・受付の方の対応、身なりを見直してください。
- ◆総括
◆まずはじめに
コロナ禍で診療控えが生じ、特に耳鼻科と小児科では、大打撃を受けられたと思います。
内科、外科、眼科、皮膚科、歯科なども、10~20%程度、
耳鼻科と小児科の先生方は、40~50%程度、売上が下落された方が多くいらっしゃいました。
コロナ禍前は、売上を意識しなくても安定売上があるという医療機関も多くいらっしゃいましたが、コロナ禍以降は、医療機関でも売上を意識しないといけません。
では、何に意識をすれば良いのでしょうか。
本日は、【医療法人で売上を増やすたった2つの方法】についてお伝えいたします。
なお、タイトルでは、医療法人と記載しておりますが、病院、診療所、医科、歯科、眼科、耳鼻科、小児科、個人事業も含む、すべての医療機関を対象にしています。
簡便的に、医療機関を総称して、医療法人と以下表現いたします。
◆1、次回予約を取ってください。
自費診療が多い歯科・眼科・美容外科では、かなりの割合で事前予約制を取られていますが、
では、その他の診療科目の先生方はいかがでしょうか。
『うちは予約システムを採用してるから、事前予約はできてるよ。』
と、予約システムを導入されていらっしゃる先生方も、実は、
予約システムは、待ち時間を削減するためのもの
である先生方が多く、【次回予約】という意味合いの先生は少ないのです。
帰りの会計時に、
『次は◯月◯日にきてください。』
と、診察券の裏側に記載するなどして、次回予約を必ず取ってください。
次回予約=売上予約
です。
この次回予約をすると、我々患者目線でも安心感がありま、この次回予約が効いてきます。
必ず次回予約を徹底してください。
◆2、診察台に横になってください。
医療機関を経営されて長い先生方も多いと思いますが、診察台や、患者の待合椅子など、患者のスペースに座ったり横になったりされていますか?
我々患者は、これから行われる治療に対して緊張をしています。そして、待ち時間の間は正直、すごく暇です(+_+)
緊張や暇な時間を紛らわせるためにも、院内のあちこちを見ています。
- 何の告知もない、殺風景な壁
- 埃がたまった電気や窓のサッシ
- 元気がない観葉植物
- 何年も変えられていないスリッパ
- 揃えられていないトイレのスリッパ
- 破れた壁紙、ソファーや椅子
- 古めいたカーテン
など、本当にあちこちを見ています。
そのため、今一度改めて患者目線になって、診察台で横になったり、待合椅子やソファーで座り、院内を見回してください。そして、以下のような対応をご検討ください。
- 自費診療をされている医療法人では、自費のポスターを貼る。
- 破れた壁紙や椅子、汚れたスリッパは交換する。金額にもよりますが、医療法人であれば、2~3割は、設備投資をされると節税にもなります。つまり、7~8割で設備投資ができるのと同じです。
- 清掃をする。
- エアコンの空調が直接あたる場所がないかどうか確認する。
- 暑い場所や、西日など直射日光が当たる場所がないか確認する。
など、改善点が見えてきます。そのような改善点を一つずつ潰していくと、必ず売上に貢献します。
◆3、Googleのコメントを見てください。
今は簡単に匿名で好きなことを呟ける時代です。Googleのコメントなどで、
- 汚い
- 愛想が悪い
- 待ち時間が長い
といった批判をよく目にしますが、これらは、自分を映し出す鏡だと捉え、目を背けず、次に対応すべき課題だとお考えください。
私もSNSで批判的なコメントをされたことがあるので、お気持ちはよく分かります。
しかし、それらの批判的なコメントを受けてショボくれるのではなく、『よくぞ言ってくれた!』と、プラスに転じさせて、前向きに対応策へと気持ちを切り替えてください。
◆4、メニュー表を作ってください。
- 健康診断や予防接種をされている先生
- 健診や予防接種以外の、自費診療をされている先生
- 加算がある検査機器をお持ちの先生
は、必ず、メニュー表を作ってください。
そして、問診票記載時や、問診時に、メニュー表からも提案ができる体制を整えてください。
◆5、月に1回は、院内を裸足で歩いてくだい。
院内を裸足で歩かれたことがある先生は少ないと思います。ぜひ、裸足で歩いてみてください。
足の裏はどうなりましたでしょうか?
真っ黒?埃が付いた?砂も付いた?
待合室の椅子やソファーの下は?
これを機に、院内の掃除をしてください。
◆6、会計・受付の方の対応、身なりを見直してください。
会計や受付担当の従業員さんのご対応や見た目はいかがですか?
- 金髪ではないですか?
- ネイルや化粧は派手すぎていませんか?
- 香水の匂いはきつくありませんか?
- 言葉遣いはきちんとできていますか?
- 受付から呼びつけるだけではなく、ご高齢の患者さんには、こちらから行ってあげてもらえていますか?
- Googleなどのコメントに、受付が無愛想と書かれていませんか?
患者は、院内に入って、最初に対応されるのが受付担当です。いわば、医療法人の顔です。
最初の対応がぶっきらぼうであれば、患者の心理としては、体調も悪いのに、最悪の気分です。
今一度、医療法人の顔である、受付や会計担当者の対応、言葉遣い、見た目を見直してください。
◆総括
いかがでしょうか。
一度、これらのことをぜひ実践してみてください。必ず会計数値に反映されるはずです。
私は医療法人も得意としていますので、会計の確認もさせていただき、ぜひ、売上増大に貢献させてください。
では、本日はこれまで。ほんまおおきに。
By.【節税税理士・公認会計士】
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