【節税税理士・公認会計士】です。
本日は、【企業型確定拠出年金】について、お話しいたします。
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節税税理士の目次
【企業型確定拠出年金について】
- ◆制度概要
- ◆確定拠出年金(DC)には2つのタイプがある。
- ◆企業型確定拠出年金を導入する【企業の】メリット
- ◆企業型確定拠出年金を導入する【従業員の】メリット
- ◆企業型確定拠出年金を導入する【企業の】デメリット
- ◆企業型確定拠出年金を導入する【従業員の】デメリット
- ◆企業型確定拠出年金のまとめ
◆制度概要
確定拠出年金(DC)とは、
加入者ごとに拠出された掛金を加入者自らが運用し、その運用結果に基づいて給付額が決定される年金制度です。
掛金額(=拠出額)が決められている(=Defined Contribution)ことから、確定拠出年金(DC)と呼ばれています。
また、「掛金建て年金」とも言われます。
◆確定拠出年金(DC)には2つのタイプがある。
個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)については、以下をご参照ください。
本日は、企業型確定拠出年金(企業型年金、企業型DC)について、企業で導入するメリットやデメリットについて、お伝えいたします。
◆企業型確定拠出年金を導入する【企業の】メリット
- 制度導入による採用・定着効果の向上が期待できる。→会社が従業員の退職金を充当してくれていることが明確であるため。
- 従業員の退職時における、退職金負担を軽減することができる。
- 社員のモチベーション向上効果が期待できる。
- 掛金が全額損金算入できる。→節税対策として活用できる。
◆企業型確定拠出年金を導入する【従業員の】メリット
- 自身で積み立てた金額が、マイページで確認することができるため、自分自身の老後資金や将来設計を立てやすくなる。
- 確定拠出額を決めることができるため、自分のライフスタイルに合わせて資産形成ができる。
- 確定拠出額が毎月給与から天引きされるため、自動的に積み立てが進む。
◆企業型確定拠出年金を導入する【企業の】デメリット
- 制度導入に必要な費用がかかる
- 制度の運用には人員やシステムの整備が必要となる
◆企業型確定拠出年金を導入する【従業員の】デメリット
・自己責任で運用するため、投資先の判断が必要となる。→運用に自身がない方は、定期預金で運用ができる。
・退職後の運用方法やリターンに不安がある。
・将来の受け取り額が保証されていないため、リスクがある。
◆企業型確定拠出年金のまとめ
後期高齢化社会である昨今、老後資金は自分自身で準備が必要です。
確かに、企業型確定拠出年金制度にもデメリットはありますが、メリットの方がはるかに大きいです。
企業型確定拠出年金制度にご興味がございましたら、ご説明と支援をいたしますので、ご連絡いただければと思います。
では、本日はこれまで。ほんまおおきに。
By.【節税税理士・公認会計士】
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